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在宅介護と施設入所、どちらを選ぶべき?判断基準と費用の違いを解説
- 介護の基礎知識
- 2026.06.13
「いつまで在宅で介護できるか」「施設に入れることへの罪悪感がある」—介護に直面するご家族から、こうした声をよくお聞きします。在宅介護と施設入所にはそれぞれメリット・デメリットがあります。この記事では、判断のポイントと費用の目安を整理します。
在宅介護のメリット・デメリット
メリット
- 住み慣れた環境で過ごせる:認知症のある方にとって環境の変化はストレスになりやすい
- 家族・友人との交流が続く:社会的なつながりを維持しやすい
- 費用を抑えやすい:要介護度が低い段階であれば、在宅サービスのほうが費用を抑えられるケースが多い
- ご本人の意向を尊重しやすい:「家にいたい」という希望に応えられる
デメリット
- 介護者(家族)の負担が大きい:特に夜間の介護、認知症の対応は精神的に消耗する
- 急変時の対応が難しい:夜中に転倒するなどの緊急時に対応できないことがある
- 医療依存度が高い場合は限界がある:胃ろう、痰の吸引など医療的ケアが必要な状態では在宅の選択肢が狭まる
施設入所のメリット・デメリット
メリット
- 24時間体制のケアを受けられる:夜間も安心
- 医療・看護との連携が取れている:特別養護老人ホーム(特養)・介護老人保健施設(老健)など、看護師が常駐する施設もある
- 介護者(家族)の負担が大幅に軽減される:在宅介護で疲弊していた家族の心身を守れる
デメリット
- 費用が高い:施設種別にもよるが、月額10〜30万円以上かかる場合も
- 特養は待機期間が長い:要介護3以上が入所要件だが、申し込みから入所まで数年かかることも
- 住み慣れた環境を離れる:ご本人・ご家族の精神的負担がある
在宅介護か施設か、判断の目安
施設入所を検討するサイン:
- 介護者(家族)が精神的・身体的に限界に近い
- 夜間に何度も起きる・徘徊が続いている
- 要介護4・5で在宅サービスの支給限度額を超えそう
- 胃ろう・気管切開など医療依存度が高い
- 転倒・骨折が繰り返されている
- 独居で緊急時の対応ができない
在宅介護を続けられるサイン:
- 要介護3以下で、在宅サービスで生活が成立している
- 同居または近居の家族が介護に関わっている
- 本人が「家にいたい」という希望が強い
- 夜間の見守りが現状問題ない
費用の比較(目安)
選択肢 月額費用の目安 在宅(要介護2・サービス週3回程度) 3〜5万円(自己負担1割の場合) 在宅(要介護4・サービスフル活用) 8〜12万円 グループホーム 12〜18万円 有料老人ホーム(介護付き) 15〜30万円以上 特別養護老人ホーム(特養) 6〜15万円(収入・資産による)
費用は施設の立地・設備・サービス内容によって大きく異なります。詳細はケアマネジャーまたは各施設に直接ご確認ください。
「どちらかしかない」ではなく、組み合わせて考える
在宅か施設かの二択ではなく、ショートステイ(短期入所)を定期的に利用して家族が休む期間を確保する方法もあります。在宅を続けながら施設の情報収集を並行して行うことも重要です。
まとめ
在宅か施設かは、本人の意向・介護者の状況・費用・医療ニーズを総合的に判断する必要があります。「もう限界かも」と感じる前に、担当のケアマネジャーに相談するのが最善です。
サードプレイスケアプランセンターでは、在宅介護の継続から施設への移行相談まで、ご家族の状況に応じたケアプランを一緒に考えます。福岡市東区を中心に対応しています。
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